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GUIDES

マスタリングとミックスの違い

何をどちらでやるべきか。ミックスは「曲の中のバランス」、マスタリングは「曲全体の仕上げ」。マスタリングにできること・できないことも正直に書きます。

どちらも「音を良くする」作業に見えますが、扱う対象がまったく違います。 ここを取り違えると、マスタリングで直らない問題を延々といじることになります。

ひとことで言うと

ミックスマスタリング
対象複数のトラック(楽器・声)2ミックス(完成した1本の音源)
目的曲ののバランスを作る全体を聴ける状態に仕上げる
やること音量バランス・定位・各トラックのEQ全体のEQ・音圧・ラウドネス・曲間の統一
直せるもの「ボーカルが埋もれる」「他の曲より小さい」

生成AIで曲を作る場合

Suno や Udio が出力するのはすでにミックス済みの2ミックスです。 個々の楽器トラックは手元にありません。

つまり、生成AIで曲を作る人にとってはミックスの工程が存在せず、 できるのはマスタリングだけということになります。 これは制約でもあり、同時に「やることが明確」という利点でもあります。

マスタリングでできること

マスタリングでできないこと

ミックス以上のものは出せません。これは道具の性能ではなく、原理的な限界です。

これらに当たった場合、生成AIならプロンプトを変えて作り直すのが正解です。 マスタリングで粘っても、多くの場合は時間の無駄になります。

どこまでやれば「終わり」か

判断基準を1つだけ挙げるなら、ラウドネスを揃えて聴き比べて良くなっているかです。

音量が大きいほうが良く聴こえるのは人間の耳の性質なので、 音量差がある状態で比べると必ず「処理後のほうが良い」と感じます。スタジオの A/B 比較で「ラウドネス整合」を ON にして聴き比べ、 それでも良くなっていれば本当に良くなっています。変わらなければ、そこが終わりです。

具体的な手順は Suno / Udio で作った曲を仕上げる方法、 数値の意味は LUFS とは? を参照してください。

手元の曲で試す

登録不要・インストール不要。音源はアップロードされません。

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